丘の上だより

もらった一日に・・・

一昨日はファームステイのお客様が雨でキャンセルとなり、私自身もこの日は畑仕事はできないだろうな、と思っていたのですが。
思いのほか大した雨でもなかったので雨具を着て畑へ出ることに。

なんだか一日得したような気分で久しぶりにゆったりとした気分で畑で過ごしました。

こんな景色(菊芋の花が咲き乱れてとってもきれい)を眺めながら・・・。

 

こちらの畝にうずくまって「かつお菜」と「コブ高菜」と「大根」の間引きです。

こんなときです。色んな思いが浮かぶのは。

 

ここは私が見つけた、神様にもらった場所。
自分自身も虫や草たちのようにこの場所の一部になって溶け込んで、大きな安心の中で大きな息ができる。

特に最近ある素敵な夢を見たせいでそんな思いも強く感じるようになったのかも。

120PPKを目指していたけど、その目的の一つがそこまで生きればある場面に遭遇できるかもしれない、というもので。
でもその場面に夢の中で遭遇、完璧にリアルに体感し、もうすでに目的は達した気分。(あくまで夢なんですけどね・笑)
今ではそんなしわくちゃになるまで生きていなくていいや、なんなら今ここで逝くのもいいな、なんて。

そして思う。もう生きていなくていいんだけど、それでも生きている、生かされている理由は?

それはやっぱり、ここでの暮らしの楽しさを独り占めせず、縁ある人に「自然の中で自分の生きる糧を自分で育てることの楽しさが貴女の心と暮らしを豊かにする」ことを伝えていきなさい、ってことかな?神様のこの宿題を果たすまでは生かされているんじゃないかな?

ということで、私は畑の蜘蛛になり糸を張りめぐらし、この糸に絡まってここを訪れるだれかを待ち受けているのです。まるで魔法使いのおばあさんみたい(笑)。

そうやって何歳までなんて思わず、気負わず楽しく時の流れに任せてここで果てることができれば本望だな。
出来ればそれまでの間にここを私と同じように愛してくれる誰かにゆだねて・・・。

 

・・・と、ここまで妄想じみたバカ話におつきあいくださった方へ視覚のプレゼント

先日、「喫茶ひるねこ」さんでいただいた「イカ墨風パスタ」

ベジでこの色!なんだろう?

それは当然といえば当然ですが「炭パウダー」

ベースはトマトソースだそうですが炭パウダーとトマトソースのマッチングでとっても複雑で面白い酸味の美味しいパスタになってました。
ひるねこさんのパスタはどのタイプもいつもとっても美味しい。

「今日のごはん」がパスタの時だけのお楽しみです。

眠れた!

7月のはじめ頃、畑の竹対策に頭の痛い思いが続き、梅雨が明けて暑さが厳しくなった頃から今までにない形の不眠に悩まされ続けまして・・・。

暑さで自分がどうにかなるんじゃないかとか、竹対策をどう進めればいいかとか、果たして期限内に終わるかどうか、とかそんなことが恐怖を伴って頭の中で渦をまき、そこから抜け出せず毎晩魔の午前一時半くらいから眠れないのです。

どうやら原因の一つは、スズメバチの巣を退治しようとしていた息子に「来るな!」と言われたのに付いていき、挙句の果てに息子と激突して胸を強打したことにあるようです。激突から4,5日はそれほどの痛みでもなかったものがその後強烈な痛みに変わり、暑さの中で痛みをこらえて畑仕事をするようになったその頃から不眠が始まったような気がします。

ま、原因はなんであれ、とにかく暑くて、痛くて、きつくて、辛い仕事の日々。

でもそんな中にこんな癒しが・・・

ハルとタツ

私と血縁のある二人の男の子、「晴大(ハルタ)」と「尊士(タツシ)」

 

疲れて帰ってきてもこんな光景があると本当に癒されますよね。

地球の真反対に暮らし、どちらも父親似の性格のためにお互いに正反対の性格のこの二人。
これからどう育っていくのか楽しみ。

自然農、この子たちの未来のためにも弛まぬ歩みを続けよう!

 

ところで、カオリン(ハルタのママ)お勧めの「フラワーレメディー」のお蔭で夕べ久方ぶりに悪夢にうなされずに眠れました。

息子やカオリンやハルとはもうすぐお別れ。
寂しくなるけれどこうやって神様からいただいたご縁に支えられてこれからも自然農の畑に立ち続けようと思います。

ついに・・・

ついに、この状況をなんとかすべき時がきたようです

ブラジルから息子が一時帰国するのに合わせて竹対策を、と思い立ったものの・・・

イノシシ除けのワイヤーメッシュに沿って深さ70センチ、長さ???メートルの穴を掘り、その穴に半永久的に効力があるという防竹シートを埋めてこれ以上の竹の侵食を防ぎ、既に畑に侵食してきている竹の根を掘り起こし除去する

・・・という、これしかない!竹対策ですが、この全てを人力で行うことを思うと恐ろしくて夜も眠れなくなり・・・

そんな中、今回も近所のお友達ヒイちゃんのご主人(左官業・ユンボ持ってる!)に相談

結果、ワイヤーメッシュを一部外してユンボを畑に入れ中から作業をしてもらうことに

今、植えている作物が一部犠牲になりそうだし、ユンボが動いた範囲は畝も壊れることになりますが、人力で全て行って何人かがダウンしてしまうよりはるかにマシかと

 

イノシシと戦い、アナグマと戦い、ウサギと戦い、竹と戦い・・・
私の自然農は実に戦いの歴史だなぁ!
それも果てることのない戦い!

時間と体力の大半はこの戦いのために費やしている(あ、それにお金も)
畑を保全、維持するということはなんと大変なことか!
多くの年配のお百姓さんがそれを諦め耕作放棄地が増えるのも当然

実際、私も今回ばかりは「竹の侵食に合わせて畑を小さくして終わっていこう」
と「終わった人」感に拍車がかかったことでした

でもそんなときにマスオさんが防竹シートでなんとかなる!と言ってくれ、コウジ君が佐賀の仕事から帰ってきてまた畑を手伝うと言ってくれ、たまたま息子の帰国も重なり・・・そんなこんなで人手がなんとかなりそうになり

そして私自身もここまで拓いてきた畑をこのまま竹林にしてしまうのが何とも惜しく、どうにかもっと農作業のやりやすい形までもっていって次の世代に託したいと思い始め

・・・なんだか結局、この竹のお蔭で「終わった人」感から抜け出すきっかけを掴んだのかもしれません

「禍福は糾える縄の如し」「ピンチはチャンス」

そして私の自然農人生は様々な果てのない攻防戦を繰り返しながらまだまだ続いていくのでしょうね(笑)