秋の間引きは大好きな仕事です。
どれを間引こうかな?と考えながら、一つ一つていねいに、洗いやすいように揃えながら間引いていると、アッと云う間に時間が過ぎていきます。
この子たちはみんなもう少し大きくなって込み合ってきてから間引こうかな(燕京赤長大根)。
この子たちはちょうど良い加減に離れているからみんなこのままで大きく育ってもらおうかな(日野菜蕪)。
真ん中の子は「僕、今食べるとおいしいよ!両脇の子も間が空いて喜ぶよ」って言ってくれてるけど・・・。
野菜たちの周りは最近芽生えた優しい冬草やら、かけておいた草が枯れたのやらが被い、あったかそう。
小さな虫もうずくまってますね。
こうやって手で触れて、土の温かさを直に感じ、野菜たちの育っていく様を見守り、余計なことは何も考えることなく、幸せな幸せな時間です。