第237信 私って凄い!と思える瞬間

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michiko

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畑の梅の木、収穫に当たってはちょいとした決意が必要でした。
なにせ足場が悪い。梯子もかけづらい。といって登るにはまだ枝が細すぎる。
なんでこんな場所に植えたか、と今更ながら悔みました。

CIMG1238

これ、段々畑の土手に植えられてます。
その幅60センチというところかな。

それでもどうにか1時間ほどで作業を終え、「私って凄い!」。
でも、今年はどうにかできたけど、来年また同じことができるかなぁ?
・・・なんて思っていると、またアシタカの声が・・・・。
「ミチコさん、またとらぬ狸の皮算用やね。来年もおんなじように梅がなるかどうかわからんやろ! いっつも明日を思いわずらわず・・・なんて言いようくせに」
と、またまたお叱りを頂戴。
そうやね、よし! その日その日を精一杯、やっぱり私って凄い。と、思ったところまでで今日はおしまい。

・・・と、ところが、この梅ちぎり仕事にはとんでもないオマケがついていたのです。
興味のある方は「エントリーの続きを読む」で。

オマケとは・・・実はこの作業中に私の耳の裏にマダニが寄生したもようで、翌日美容院にカットに行った際、美容師さんが発見。
まるでそれはオニキスのピアスのように丸く黒く、ぴったりと私の耳の後ろに張り付いていました。
美容師さんによるとダニは付けたまま病院へ行け、とのことで、一番近い皮膚科へ。
病院では先生がダニは無理にはがすと口が残って感染の危険性が高まる(ダニによるウイルスで死亡者が出ているというニュースを見たばかり)とのことで、私の耳に局部麻酔を。こうすると間接的にダニが麻酔にかかった状態になり自然にはがれることがあるそうで。
待つこと数分・・・ダニに変化なし。それで、先生、今度は直接ダニに麻酔の注射を。
さらに待つこと数分・・・やはり変化なし。元気いっぱいのマダニはしっかりくいついてはがれない。
そこで、最終手段。ダニの食いついている部分の皮膚(3ミリ四方)ごと切除。縫合して終了。
私がウイルスに感染している可能性はゼロとは言えないけど、まぁ、心配することはないでしょう、とのことでした。

それ以降いろいろその意味を考えてます。だって、病気も怪我も神様からのお便りだから。神様は私に何を伝えようとしていたのだろう。

「120歳でPPK」を目指しているけど、やはり人生計画通りにはいかないもの。いつなにがおきて人生を終えることになっても後悔のないよう、今まで以上にもっともっと毎日を楽しみなさい。と言われたような気がしているどこまでも能天気な私です。

それにしても、去年はハチ、そして今年はダニとはね。
どうせなら、あのまま寄生させといてもよかったような。少々血を吸われるくらいなんでもない。お腹いっぱいになったら「ありがとう、ご馳走様」と、帰って行ったんじゃないかな。
とは、今だから言えること。耳の後ろにダニがいると分かったときは途端に気分が悪くなって吐きそうでした。ああ、情けな!