先日来毎日のように畑を荒らされまして
ついに夏の葉物全滅(涙)
ここは空芯菜と奥にはモロヘイヤが育っていたのですが・・・
つる紫も支柱の竹ごと・・・
イチジクの木も根っこ剥きだしに掘られ
梅干し用の赤紫蘇も・・・
てっきり犯人はイノシシ除けのワイヤーメッシュの目合の隙間から侵入したアナグマだと思い(アナグマがこんなに掘るかなぁ?とは思いつつも)、昨日ついにたまりかねて目の小さいワイヤーネットのようなものを買ってきまして。
本日早朝、光二クンがそのワイヤーネットを張りに行ったところ、犯人と遭遇!
なんと、犯人はウリボウでした。近くででっかいお母さんが見張りをしていたらしく、光二クンに驚いて4、5頭のウリボウと一緒に逃げ散らしたそうです。
つまり、お母さんが子供たちをワイヤーメッシュの目合からウリボウだけ畑に入れて食事をさせていた!
お母さん:「ここから入って美味しいミミズをお腹いっぱい食べておいで! お母さんがここで見張っててあげるから安心よ。」
それから慌てて私も一緒になって雨の中二人でワイヤーメッシュが倒されていないことを確認し、草刈をして15メートルのワイヤーネットを張り巡らせました。
どこかから見てるイノシシたち。
お母さん:「あんなことしてる。でも、大丈夫だよ。入れるところはいっぱいあるから」
子供たち:「うん、まだまだたくさんミミズ食べられるね」
そして、光二クンと私は、イノシシたちのそんな声が聞こえそうだね、と言いつつ
光二クン:「会社で上司にガミガミ怒鳴られているよりこっちの方がよっぽど楽しい!」
私:「この世知辛い世の中でこんな風に動物と小競り合いしていられるなんて、なんて微笑ましくて幸せなこと!」
なんて話しながらずぶ濡れになって笑い合い作業を続けたのです。
といっても、イノシシのお母さんがいうように侵入阻止できた場所はほんとに一部の一部。
目合の小さいワイヤーメッシュを買っては張り、買っては張り、という作業は畑の本来業務の合間を縫いながら延々と続くのです・・・。
神様が66歳の私にこのくらいはやっていけるであろう体力を残していてくれたことに感謝です(笑)
もちろん、光二クンを寄越してくれたことにも感謝、感謝(笑)
ワクワクしながら続けます!