「ごときに」なんていうとジャガイモに大層失礼ですが・・・ ・・・手間取ってます ジャガイモ植えるのって簡単なんです 穴掘って種イモ入れときゃいいんだから でもね、場所が場所で・・・ 2年近く休ませた場所はありとあらゆる宿根草の宝庫みたいになり 特に「パンパン草」の根に手間取り・・・ そして、きわめつけの「竹」 まさしく縦横無尽に這い回った竹の地下茎 これを掘り起こさないとジャガイモは植えられず・・・ でも竹を掘り起こした後に植えたジャガイモはあまり採れないんです やはり相当深く掘ってしまい、豊かな命の重なりを途切れさせますから といってこのまま放置していては来年この畑はほぼ竹に埋め尽くされるし・・・ いや、今回掘り起こしたところでまたそこそこ竹が入ってくるのは間違いない 見よ! この周囲 ミチコ・ファームはほぼ四方を竹に囲まれている まったくもって悩ましい いやいや、待てよ 考えようによってはこれはとても有り難ーいこと 竹は空気を清浄にし、水を清浄にしてくれる そうだ! やっぱりここは清浄の地 少々の肉体労働くらいでグダグダ言うな! そうです 安心安全に肉体労働は付きものです と言いつつ、今日もガラスの腰で励んでます(笑)
壮観! ミチコ・ファームではなかなかお目にかかれない光景なもので ロングデニースという名前のズッキーニ 普通のズッキーニより果肉が緻密で大きく味も濃い 自然農野菜宅配「一草」さんからいただいた種を採り継いで育てています たくさん採れたので出店(今週日曜日「OHAYO MARKET」於:自然食品の店ファーム)のときに販売予定です 皆さん、自然農育ちのズッキーニの味、どうぞお試しくださいね お盆にみっクンと支柱を立てたインゲンも実をつけ始めました
かねがね自然農に必要なのは感性だけだと言ってきたけれど、もう一つ、「骨身を惜しまぬ覚悟」も必要かもしれませんね。 寒風吹きすさぶ中で菊芋を掘るとき。夏、蒸し暑さで汗に濡れた服が身体に張り付くとき。ガラスの腰が酷く痛むとき。何故か身体が重くて動きづらいとき(これはだいたい前夜飲み過ぎたせい)etc.・・・実はとっても仕事が辛かったりする。 あれ? なんか多いですね、辛いとき。でも、「歳のせいで」と決して言わないのは女の意地かな? そんなとき仕事が辛くてついつい「神様、お願い!野菜売って!」とお願いしてしまう。 「ミチコよ、ワシは商売はせぬと言っておろうが。まだわからんか?骨身を惜しむな。本当に大切なものは目に見えず、金で買えず、云々・・・」と神様の説教が始まる(あ、言うまでもないけど私の妄想です)。 「ハイハイ、分かってます、分かってますとも」なんて言いながら「畑仕事をさせていただいて有難うございます。骨身を惜しまず、ジタバタせず、地に足着けて、身の丈をわきまえ、群れず、媚びず、頼らず、辛いときこそ楽しむ・・・」と、モゴモゴ言いながら手を動かします。 ま、なにやかや言ってもここは幸せな場所です。世間では恐ろしいことが絶え間なく起こっているけど、ここだけはぽっかり平和な空間、安心の時間が流れます。 争いごとと言えばイノシシやノウサギやアナグマとの小競り合いくらい。 泣いたり笑ったり。なんだか日本昔話を地で行くような暮らし。 もしも世界中の人が銃を草刈鎌に持ち替えて畑に立ち、採れた作物を分かち合って命を繋ぐ暮らしを楽しむことができたならこの世から争いは無くなるだろうに・・・。 なんて白昼夢を見ながらの日々の仕事です。 ところで只今「花ニラ」めちゃウマです。
「ごときに」なんていうとジャガイモに大層失礼ですが・・・ ・・・手間取ってます ジャガイモ植えるのって簡単なんです 穴掘って種イモ入れときゃいいんだから でもね、場所が場所で・・・ 2年近く休ませた場所はありとあらゆる宿根草の宝庫みたいになり 特に「パンパン草」の根に手間取り・・・ そして、きわめつけの「竹」 まさしく縦横無尽に這い回った竹の地下茎 これを掘り起こさないとジャガイモは植えられず・・・ でも竹を掘り起こした後に植えたジャガイモはあまり採れないんです やはり相当深く掘ってしまい、豊かな命の重なりを途切れさせますから といってこのまま放置していては来年この畑はほぼ竹に埋め尽くされるし・・・ いや、今回掘り起こしたところでまたそこそこ竹が入ってくるのは間違いない 見よ! この周囲 ミチコ・ファームはほぼ四方を竹に囲まれている まったくもって悩ましい いやいや、待てよ 考えようによってはこれはとても有り難ーいこと 竹は空気を清浄にし、水を清浄にしてくれる そうだ! やっぱりここは清浄の地 少々の肉体労働くらいでグダグダ言うな! そうです 安心安全に肉体労働は付きものです と言いつつ、今日もガラスの腰で励んでます(笑)
壮観! ミチコ・ファームではなかなかお目にかかれない光景なもので ロングデニースという名前のズッキーニ 普通のズッキーニより果肉が緻密で大きく味も濃い 自然農野菜宅配「一草」さんからいただいた種を採り継いで育てています たくさん採れたので出店(今週日曜日「OHAYO MARKET」於:自然食品の店ファーム)のときに販売予定です 皆さん、自然農育ちのズッキーニの味、どうぞお試しくださいね お盆にみっクンと支柱を立てたインゲンも実をつけ始めました
かねがね自然農に必要なのは感性だけだと言ってきたけれど、もう一つ、「骨身を惜しまぬ覚悟」も必要かもしれませんね。 寒風吹きすさぶ中で菊芋を掘るとき。夏、蒸し暑さで汗に濡れた服が身体に張り付くとき。ガラスの腰が酷く痛むとき。何故か身体が重くて動きづらいとき(これはだいたい前夜飲み過ぎたせい)etc.・・・実はとっても仕事が辛かったりする。 あれ? なんか多いですね、辛いとき。でも、「歳のせいで」と決して言わないのは女の意地かな? そんなとき仕事が辛くてついつい「神様、お願い!野菜売って!」とお願いしてしまう。 「ミチコよ、ワシは商売はせぬと言っておろうが。まだわからんか?骨身を惜しむな。本当に大切なものは目に見えず、金で買えず、云々・・・」と神様の説教が始まる(あ、言うまでもないけど私の妄想です)。 「ハイハイ、分かってます、分かってますとも」なんて言いながら「畑仕事をさせていただいて有難うございます。骨身を惜しまず、ジタバタせず、地に足着けて、身の丈をわきまえ、群れず、媚びず、頼らず、辛いときこそ楽しむ・・・」と、モゴモゴ言いながら手を動かします。 ま、なにやかや言ってもここは幸せな場所です。世間では恐ろしいことが絶え間なく起こっているけど、ここだけはぽっかり平和な空間、安心の時間が流れます。 争いごとと言えばイノシシやノウサギやアナグマとの小競り合いくらい。 泣いたり笑ったり。なんだか日本昔話を地で行くような暮らし。 もしも世界中の人が銃を草刈鎌に持ち替えて畑に立ち、採れた作物を分かち合って命を繋ぐ暮らしを楽しむことができたならこの世から争いは無くなるだろうに・・・。 なんて白昼夢を見ながらの日々の仕事です。 ところで只今「花ニラ」めちゃウマです。