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丘の上だより

  • 黙々と・・・

    黙々と畑仕事を続け、5月中旬から今日まででどうやらナス科やウリ科などの定植も終わり、やっと明日からは里芋の土寄せを始められるまでになりました。 自慢のガラスの腰も砕け散る寸前、いや、実に働き者のミチコさんです。 誰も褒めてくれないので、自分で褒めることにしてます。 それにしても相変わらずジャングルチックなミチコ・ファーム。 十数年かかって開墾した畑は手が回らず、いつまでたっても畑らしくなりません。 常々思うけれど、自然農は子育てと一緒。 うちの二人の子供たちもいっそここまで放任で育てればもっとずっと逞しく育っていたのではないかな? なんて言っていると、「いえいえ、十分放任で育てていただきました。」という声がブラジルあたりから聞こえてきそうですが・・・。 昔の親たちは子だくさんで畑仕事なんかも全て手仕事で、いやでも放任せざるを得なかったですよね。 それに比べて今は子供たちに手をかけ、目をかけ過ぎるようです。子供も窮屈に感じていることでしょうね。 自然農方式で、ここぞ、というポイントだけに限って手を貸す。難しいけれど、自然農育ちの野菜たちのように逞しく育つこと間違いなし!ですよ。 「手をかければかけただけ、野菜は応えてくれる」って言うけど、あれはウソ! 私なんかそういう意味では手をかけるポイントを間違っては野菜たちに裏切られっぱなし。子供だって同じですよね。「ちょっと放っといてくれないかな、大目に見てくれないかな」って思ってるんじゃないかな? ま、子育てが終了した今だから見えることですけどね。もう一度やれ、と言われたらやっぱり同じ失敗をしそうです(笑)。 開きそうでなかなか開かない「カサブランカ」 気長に待ちましょう

  • 究極の贅沢

    今、畑には作物がほとんど無い! 端境期だ! でも、有難いことにこんなに野草が!!! この籠の中は・・・セリ、ハコベ、ツクシ そしてこの籠の中には・・・クコとヨモギの新芽が。 つくづく思う。自然は私を見捨てていない。 そして、思い出すのは「北の国から」のお父さんの言葉・・・「自然から頂戴しろ。自然はお前たちが飢えない程度には喰わせてくれる」 私、この言葉を実践しています。 自然に寄り添い、自然から食べさせてもらっている実感があるのです。 簡素にして、究極の贅沢な暮らし、究極の贅沢な食事です。  

  • 「試練」と「恩恵」

    自然は「試練」と「恩恵」、両方をくださるなぁ、とつくづく思う。 昨年秋以降、雨が多い。この雨のお蔭で畑の春の準備は遅々としてはかどらない。 これはもう絶対に間に合わん!とほぼ諦めの境地。 だが、見よ!これを! 雨のお蔭で例年になく真冬の間もずっと椎茸が採れつづけ、気温が上がったここ1週間ほどはこの状態。 畑に作物の無くなった今、この椎茸はミノリ・アンで活躍し、自宅の食卓を賑わわせてくれている。 有難い限り。 やはり人間は自然がくれる「試練」を凌ぎつつ、「恩恵」を歓んで、自然に寄り添い謙虚に暮らすのが一番だとつくづく思う。 自然農なんていうのはその自然がくれる「試練」と「恩恵」を頻繁に感じながらの仕事で、これをさせてもらえている自分は本当に幸せ者。 これからも「試練」を乗り越え、「恩恵」に有難涙を流しながら働き続け、ふと気づけば「今日は死ぬのにもってこいの日」を迎えよう。それは多分120歳。めでたくPPK達成の日!!!

  • 黙々と・・・

    黙々と畑仕事を続け、5月中旬から今日まででどうやらナス科やウリ科などの定植も終わり、やっと明日からは里芋の土寄せを始められるまでになりました。 自慢のガラスの腰も砕け散る寸前、いや、実に働き者のミチコさんです。 誰も褒めてくれないので、自分で褒めることにしてます。 それにしても相変わらずジャングルチックなミチコ・ファーム。 十数年かかって開墾した畑は手が回らず、いつまでたっても畑らしくなりません。 常々思うけれど、自然農は子育てと一緒。 うちの二人の子供たちもいっそここまで放任で育てればもっとずっと逞しく育っていたのではないかな? なんて言っていると、「いえいえ、十分放任で育てていただきました。」という声がブラジルあたりから聞こえてきそうですが・・・。 昔の親たちは子だくさんで畑仕事なんかも全て手仕事で、いやでも放任せざるを得なかったですよね。 それに比べて今は子供たちに手をかけ、目をかけ過ぎるようです。子供も窮屈に感じていることでしょうね。 自然農方式で、ここぞ、というポイントだけに限って手を貸す。難しいけれど、自然農育ちの野菜たちのように逞しく育つこと間違いなし!ですよ。 「手をかければかけただけ、野菜は応えてくれる」って言うけど、あれはウソ! 私なんかそういう意味では手をかけるポイントを間違っては野菜たちに裏切られっぱなし。子供だって同じですよね。「ちょっと放っといてくれないかな、大目に見てくれないかな」って思ってるんじゃないかな? ま、子育てが終了した今だから見えることですけどね。もう一度やれ、と言われたらやっぱり同じ失敗をしそうです(笑)。 開きそうでなかなか開かない「カサブランカ」 気長に待ちましょう

  • 究極の贅沢

    今、畑には作物がほとんど無い! 端境期だ! でも、有難いことにこんなに野草が!!! この籠の中は・・・セリ、ハコベ、ツクシ そしてこの籠の中には・・・クコとヨモギの新芽が。 つくづく思う。自然は私を見捨てていない。 そして、思い出すのは「北の国から」のお父さんの言葉・・・「自然から頂戴しろ。自然はお前たちが飢えない程度には喰わせてくれる」 私、この言葉を実践しています。 自然に寄り添い、自然から食べさせてもらっている実感があるのです。 簡素にして、究極の贅沢な暮らし、究極の贅沢な食事です。  

  • 「試練」と「恩恵」

    自然は「試練」と「恩恵」、両方をくださるなぁ、とつくづく思う。 昨年秋以降、雨が多い。この雨のお蔭で畑の春の準備は遅々としてはかどらない。 これはもう絶対に間に合わん!とほぼ諦めの境地。 だが、見よ!これを! 雨のお蔭で例年になく真冬の間もずっと椎茸が採れつづけ、気温が上がったここ1週間ほどはこの状態。 畑に作物の無くなった今、この椎茸はミノリ・アンで活躍し、自宅の食卓を賑わわせてくれている。 有難い限り。 やはり人間は自然がくれる「試練」を凌ぎつつ、「恩恵」を歓んで、自然に寄り添い謙虚に暮らすのが一番だとつくづく思う。 自然農なんていうのはその自然がくれる「試練」と「恩恵」を頻繁に感じながらの仕事で、これをさせてもらえている自分は本当に幸せ者。 これからも「試練」を乗り越え、「恩恵」に有難涙を流しながら働き続け、ふと気づけば「今日は死ぬのにもってこいの日」を迎えよう。それは多分120歳。めでたくPPK達成の日!!!